価格設定

R.7/7/18

 昨年の事ですが大根の相場がすごく良く仕事をしてても楽しいシーズンでした。僕の取り組みとしてアルバイトの方に特別ボーナスを出しました。
 賃金においてお給料の3倍の粗利益を出さなければ「赤字社員」と言われます。例えば100万円のボーナスを打つ時には300万円の粗利、大体出荷調整作業時点でのなると金時の原価率50%くらい(本当はもっと低いですが畑つくり、苗取り、定植、草取りなど直接お金に替わらない作業も原価に入れて過程しました)だとすると、600万円ぐらいの売り上げ増が必要です。
 相場の調子がいい時は必然的に原価率も下がりますが、通常時を考えると毎年賃金を時給100円上げるなら(最低賃金の上昇+年次での昇給)、1時間当たりの生産性も600円上げてもらわなければならない計算になります。正直僕も含めここで多くの方は頭をかなり悩ませていると思います。ではこのすべてを賃金を上げたからと言って求めていいのだろうか?
 僕は働く環境を整えるのと同時に販売に力を入れなければならない。1袋、1箱でも多く作ってくれる努力をしてくれているなら、少しでも高く売らなければならない!そう思います。正直産直に出すにしても僕は他の生産者より高く値段設定しています。売れ行きはいい時と鈍い時があります。業者との交渉でも安く仕入れたいなら他所へ。そんな気持ちで臨んでいます。だってうちに来てくれている方々は早い人なら5時から、夏は畑では40℃超えるときもあるし、作業場も屋内のくせに38℃くらいになります。冬は足の指が無くなるんじゃないかというくらい寒い中仕事してくれています。砂埃は汚いし他にもっといい仕事がある中頑張ってくれてる。だから僕はどうしても安売りはできない。こんなことを言ったら消費者を敵に回すかもしれないですが「良いものを安く売る」のは企業努力の賜物であることは重々承知してますが「良いものは良い値段で売る」1つでも多く作業してくれる方々の事を考えるとどうしてもそうなります。
 僕は法人化をした暁にはパート、アルバイトでも「決算賞与」を出したいと内外に公言しています。そのためにはいい物を作り、他社と比べれば「値段」は高いかもしれないが「満足」も高いものを作る。そしてそれを分かってくれる方々と仕事がしたい。そう思って値付けをしています。

By:


コメントを残す

TSUPPI NOENをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む